专利摘要:
本発明は、プリントヘッドチップの保護装置及びそれと併用するインクカートリッジを開示する。前記プリントヘッドチップの保護装置(1、8)は、インクを蓄積するインクカートリッジ(9)から独立している。プリントヘッドチップの保護装置のプリントヘッドのコンタクトに対向するコンタクト面(3)には、プリントヘッドチップのコンタクトに対応して接触するコンタクト(6)が設置されており、当該コンタクトはメモリ装置(5)に接続され、プリントヘッドチップのコンタクトとプリントヘッドチップの保護装置との間に密閉されている。保護装置は、インクカートリッジ、特にインクカートリッジのインク供給口(11)及びインク供給針と何らの構造的関係も無く、インクカートリッジが揺動したり水平に移動したりしてインク供給口の中心線から外れたとしても、通信効率に影響を及ぼすことはない。
公开号:JP2011507737A
申请号:JP2010540023
申请日:2009-01-14
公开日:2011-03-10
发明作者:ウ,ジュンチョン
申请人:ジュハイ ナインスター マネージメント カンパニー リミテッド;
IPC主号:B41J2-175
专利说明:

[0001] 本発明は、インクジェットプリンタにおけるプリントヘッドチップの保護装置及びそのインクカートリッジ並びに制御方法に関する。]
背景技術

[0002] 従来技術において、コンタクトチップを用いたインクジェットプリンタは、一般的にそれにマッチする分離可能なインクカートリッジを使用している。この分離可能なインクカートリッジは通常、その底壁又は側壁においてプリントヘッドに設けられるチップのコンタクトに対応するコンタクトが設置され、且つデータ格納装置が設置されている。この分離可能なインクカートリッジは利用済みになると廃棄される。分離可能なインクカートリッジにおけるコンタクトとプリントヘッドにおけるコンタクトとの接触不良又は接触中断を防止するために、従来技術では、インク供給口の中心線に対するコンタクトの変位を最小にして結果的にチップの接触中断が抑制されるように、分離可能なインクカートリッジのチップ回路板におけるコンタクトをインクカートリッジに沿って水平に振動するように設ける中心対称の設計を採用することが一般的である。また、チップの接触不良を防止するために、従来技術では、チップのコンタクトに伝導性がよい導電材料を設置し又は塗布する方法が広く応用されている。]
[0003] 上記した従来技術には、チップのコンタクトの設置位置に関する典型的なものとして米国特許6,502,917号がある。当該特許にかかるインクカートリッジとチップのコンタクトが位置する回路板とが分離できず、チップのコンタクトを有するインクカートリッジが使用された後にインクが大量に残ったまま廃棄される。当該特許は、チップのコンタクトとインク供給口の中心線との位置関係を満たさなければならないため、インクカートリッジ全体のインジェクションのときにも、チップの取り付けのときにも高い精度が要求されることはいうまでもない。また、チップをしっかりと位置決めることを確保するために、米国特許7,008,053号には、ひいては1つの突出したガイド装置に設置されているチップに対向するインクカートリッジの側壁に設置される弾性グリップを使用することがさらに提案されている。]
[0004] チップが位置するインクカートリッジ全体が落下した場合、又は衝撃された場合にチップが損なわれないように、米国特許6,550,902号には、チップが位置する回路板の上に、従来インクカートリッジが位置する回路板にも用いられた吊り下げ部材が設置される突出した保護装置がさらに使用されている。しかし、この吊り下げ部材の保護作用は限界がある。つまり、インクカートリッジ全体が落下した場合に、回路板が位置するインクカートリッジの表面が直接に衝撃又は衝突されなくても、強度が極めて低いチップやチップ内部回路は、その衝撃応力によって十分に損傷され、インクカートリッジ全体が使用されなくなることになってしまう。]
[0005] 本出願の発明者は、従来技術に使用されるチップ及びそのメモリ装置が実際にインクカートリッジにおけるインクを確実に検出及び記録するのではなく、インクカートリッジに一定量のインクが注入されたことを、プログラムの設定により想定することに気づいた。インクカートリッジに大量のインクがまだ残っているとしても、検出装置がやはりインクがなくなった又はインクカートリッジを交換すべきだということを示す可能性があり、残ったインク量が30%以上にも達し得る。]
[0006] また、本出願の発明者は、従来技術に使用されるチップ及びそのメモリ装置がインクカートリッジの1つの壁に一体的に設置され、インクカートリッジが廃棄される際に、チップ、メモリ装置及び残っているインクも同時に廃棄されることに気づいた。これによって、電子廃棄物だけではなく、化学廃棄物も発生する。]
[0007] また、本出願の発明者は、従来技術に使用されるチップ及びそのメモリ装置がインクカートリッジの1つの壁に一体的に設置されるように設計され、インクカートリッジにおけるチップのコンタクトとプリントヘッドにおけるチップのコンタクトとの間の摩擦の発生が避けられず、このような摩擦がインクカートリッジの交換中だけではなく、プリンタの作動中にも発生することに気づいた。]
[0008] 従来技術の上記した技術的方案における共通の問題点としては、インクカートリッジは使い捨てであり、使用後に大量のインクがまだ残っているため、廃棄されると確実に環境を汚染する。プリントヘッドにおけるチップのコンタクトは、インクカートリッジの複数回の装着や交換及びその使用プロセスによる摩耗を耐える必要があり、プリンタ、特にプリントヘッドの使用寿命は影響を受ける。また、ユーザーは毎回、インクカートリッジを購入すると同時に、インクカートリッジに取り付けられ実際に仮想検出機能のみを果たすチップも購入し、高い費用をかける必要がある。また、従来技術のインクカートリッジの構造は複雑すぎる。]
発明が解決しようとする課題

[0009] 本発明は、構造が簡単で、取り付け及び交換しやすく、正確に位置決められ、且つプリントヘッドにおけるチップのコンタクト及びそれに接続されるメモリ装置を保護することができるプリントヘッドチップの保護装置及びそのインクカートリッジを提供することを目的とする。]
[0010] 本発明は、プリントヘッドチップの保護装置を保護することにより、従来技術において使用された後に廃棄すべきチップ及びそれに接続されるメモリ装置が良好に保存され、リセットされた後にリサイクルされることをさらなる目的とする。]
[0011] 本発明は、プリントヘッドチップの保護装置を保護してリセットさせることにより、従来技術によるインクの残留量の課題が解決され、特別なインク供給口の設置及びそれに合わせたリセットプリント機能によって、インク容器内のインクが十分に使用され、その残留量が大幅に低減されることをさらなる目的とする。]
課題を解決するための手段

[0012] 本発明の上記した目的は、下記のような技術方法により達成される。
インクを蓄積するインクカートリッジから独立し、プリントヘッドにしっかりと位置決められて装着されているプリントヘッドチップの保護装置であって、当該プリントヘッドチップの保護装置とそのインクカートリッジの、プリントヘッドのコンタクトに対向するコンタクト面には、プリントヘッドチップのコンタクトに対応して接触するコンタクトが設置され、前記コンタクトは、メモリ装置に接続され、且つプリントヘッドチップのコンタクトとプリントヘッドチップの保護装置との間に密閉されていることを特徴とするプリントヘッドチップの保護装置。]
[0013] プリントヘッドチップの保護装置には、プリントヘッドに合わせた位置決め装置や位置決め穴が設置されている。
本発明によれば、前記プリントヘッドチップの保護装置には、メモリ装置に対するリセット装置が設置されていることを特徴とする。
本発明によれば、前記メモリ装置は、プリントヘッドチップのコンタクトとプリントヘッドチップの保護装置との間に密閉され、又はプリントヘッドチップの保護装置のチップが位置する端のキャビティの中にあることを特徴とする。
本発明によれば、前記メモリ装置のリセット装置は、プリンタの制御ボタンに接続され、又は別個に設置されていることを特徴とする。]
[0014] 本発明によれば、前記メモリ装置はリセット装置に接続され、前記リセット装置は、
メモリ装置に情報を書き直すための主制御回路と、
主制御回路電源と、
隔離回路と
を含み、これらは互いに電気的に接続されていることを特徴とする。
本発明によれば、情報を書き直すための前記主制御回路は、メモリ装置と一体化され、又はメモリ装置と同じ回路板に設置されていることを特徴とする。]
[0015] 本発明によれば、インクが充填されたインクカートリッジはプリントヘッドチップの保護装置から独立し、そのインク供給口がインク供給針を挿入するものであり、インクが充填されたインクカートリッジとプリントヘッドチップの保護装置とは分離可能な摺動的結合関係、又は分離可能な固定的接続関係であってもよく、インクカートリッジのインク供給口において、インク供給口を封止し、インク供給針を取り囲んでクランプする弾性封止装置が設けられていることを特徴とする。
本発明によれば、前記弾性封止装置の内部は中空状になっており、その中空部の上端にインク供給針を封止する封止口があり、その底部が密閉端であり、又はインク供給針が通過しやすい切り欠きを有し、封止装置の外周にインク供給口を封止する1輪、2輪又は複数輪のフランジが設けられていることを特徴とする。]
[0016] 本発明によれば、前記プリントヘッドチップの保護装置の側翼には弾性シートが設けられ、インクが充填されたインクカートリッジとプリントヘッドチップの保護装置の前記弾性シートとは弾性的に接触されることを特徴とする。]
[0017] プリントヘッドチップの保護装置の制御方法は、以下のことを特徴とする。プリントヘッドにおけるコンタクトがプリントヘッドチップの保護装置のコンタクトに接続されると、プリンタがプリントヘッドチップの保護装置におけるメモリ装置に対してパワーオンリセットとシステム初期化を行う。プリンタによりプリントヘッドチップの保護装置におけるメモリ装置に給電すると、リセット装置がスリープ状態になる。主制御回路の電源によりメモリ装置が給電されると、隔離回路がプリンタとメモリ装置を隔離し、主制御回路のみでメモリ装置を操作する。主制御回路がメモリ装置におけるインク量を表す数値を判断し、メモリ装置におけるインク量を表す数値が設定値に達する場合、即ち残留値をOとして設定し、メモリ装置におけるインク量を表す数値を最大容量値にリセットする。メモリ装置におけるインク量を表す数値が設定値に達していない場合、メモリ装置におけるインク量を表す数値を最大容量値にリセットすることができない。これにより、メモリ装置におけるインク量がゼロである場合のみに、リセット装置はリセットすることができ、それ以外の状態ではリセットすることができない。]
発明の効果

[0018] 本発明は上記した技術的方案を採用することにより、従来技術に存在する種々の欠点をさらに解消し、下記のような利点と積極的な効果を有する。
前記しっかりと位置決められたプリントヘッドチップの保護装置は、それから独立したインクカートリッジ並びにそのインクカートリッジにおけるインク供給口及びインク供給針と何らの構造的関係もなく、インクカートリッジが振動したり水平に移動したりしてインク供給口の中心線から外れたとしても、通信効率に影響を及ぼすことはない。]
[0019] 1.前記プリントヘッドチップの保護装置は、構造が極めて簡単で、1つの中空のインクカートリッジや上記した従来技術における複雑なインクカートリッジに対し、精密なプラスチック・インジェクションが可能であり、チップのコンタクトを良好に対応して接触させることが確保される。
2.前記プリントヘッドチップの保護装置は、プリントヘッドチップのコンタクトと、それと接触するプリントヘッドチップの保護装置におけるコンタクトは、いずれもしっかりと密閉されて接触する状態にあることを確保でき、前記コンタクトがインクに汚染又は腐食される可能性がなく、また衝撃、摩擦又は摩耗される可能性も基本的に解消される。
3.前記プリントヘッドチップの保護装置は、プリントヘッドチップのコンタクト、それと接触するプリントヘッドチップの保護装置におけるコンタクト及びそのメモリ装置を密閉するため、インクカートリッジを何回も取り付けや交換しても、プリントヘッドチップのコンタクト及びそれと接触するプリントヘッドチップの保護装置におけるコンタクトに何らの損害も与えることなく、プリントヘッド及びそれを用いるプリンタを保護することができる。
4.前記プリントヘッドチップの保護装置は、プリントヘッドチップのコンタクト及びそれと接触するプリントヘッドチップの保護装置におけるコンタクトを密閉するため、従来技術のようにチップが位置する回路板に突出した保護装置を設置したり、また従来技術のようにインクカートリッジに弾性グリップを設置したりする必要がなく、インクカートリッジの全体構造を大幅に簡略化させる。
5.インクカートリッジ又はプリントヘッドチップの保護装置が壊れたとしても、壊れた部分のみを取り替えればよい。
リセット装置の設置により、プリントヘッドチップの保護装置はメモリ装置のリセットを簡単に実現することができる。この設置により、インクが十分に消費されるだけではなく、ユーザーがインクカートリッジを交換するだけで引き続きプリントすることを実現することができる。
6.本発明のプリントヘッドチップの保護装置は、一度取り付けられたら、長期且つ循環的に使用することができる。即ち、ユーザーは毎回もプリントヘッドチップの保護装置を購入することなく、インクカートリッジを購入して交換すればよく、使用コストが削減される。
7.プリントヘッドチップの保護装置の側翼に設置されている弾性シートは、インクが充填されたインクカートリッジのプリントヘッドチップの保護装置に対する衝撃を緩和することができる。
8.前記プリントヘッドチップの保護装置は、プリントヘッドチップのコンタクト、それと接触するプリントヘッドチップの保護装置におけるコンタクト及びそのメモリ装置を密閉するため、インクカートリッジを何回も取り付けや交換しても、メモリ装置に何らの損害も与えることなく、使用中にも同様であるり、プリントヘッド、プリントヘッドチップの保護装置におけるコンタクト及びそのメモリ装置を保護することができ、長期的にリサイクルすることができる。]
図面の簡単な説明

[0020] 本発明に係るプリントヘッドチップの保護装置の構造を示す模式図である。
本発明に係るほかのプリントヘッドチップの保護装置の構造を示す模式図である。
プリントヘッドチップの保護装置におけるメモリ装置とリセット装置の位置を示す模式図である。
プリントヘッドチップの保護装置におけるコンタクトの位置を示す模式図である。
本発明に係るインクカートリッジと封止部材の分離状態を示す模式図である。
本発明に係るインクカートリッジのインク供給口の封止部材の構造を示す模式図である。
本発明に係るインクカートリッジの取り付け及び使用状態を示す模式図である。
本発明の制御原理を示すブロック図である。
本発明に係る制御プログラムを示すフローチャートである。
本発明に選択されるその制御原理に合致する具体的な回路図である。]
発明を実施するための最良の形態

[0021] 本発明が十分に理解されるために、添付図面を参照して本発明をさらに説明する。]
[0022] 図1は、本発明に係るプリントヘッドチップの転換保護装置の模式図である。プリントヘッドチップの保護装置1の側翼には、緩和作用を有する弾性シート2が設置されている。その先端にはプリントヘッドのコンタクトに対向するコンタクト面3があり、このコンタクト面3にプリントヘッドチップのコンタクトに対応して接触するコンタクトとメモリ装置が設置されている。プリントヘッドチップの保護装置1の底部にはプリントヘッドに合わせた位置決め穴4が設置され、この位置決め穴4はプリントヘッドチップの保護装置1をプリントヘッドにしっかりと位置決めて装着することができる。前記しっかりと位置決められたプリントヘッドチップの保護装置は、それから独立したインクカートリッジ、インクカートリッジのインク供給口及びインク供給針と何らの構造的関係もなく、インクカートリッジが振動したり水平に移動したりしてインク供給口の中心線から外れたとしても、通信効率に影響を及ぼすことはない。] 図1
[0023] 図2は本発明に係るほかのプリントヘッドチップの保護装置の模式図である。プリントヘッドチップの保護装置8の後端においてメモリ装置が装着される固定部7が設けられていることにより、メモリ装置がプリントヘッドチップの保護装置に密閉され、これによってメモリ装置が保護される。前記プリントヘッドチップの保護装置はプリントヘッドチップのコンタクト、それと接触するプリントヘッドチップの保護装置におけるコンタクト及びそのメモリ装置を密閉するため、インクカートリッジを何回も取り付けや交換しても、プリントヘッドチップのコンタクト及びそれと接触するプリントヘッドチップの保護装置におけるコンタクトに何らの損害も与えることなく、プリントヘッド及びそれを用いるプリンタを保護できる。前記プリントヘッドチップの保護装置は、構造が極めて簡単で、1つの中空のインクカートリッジや上記した従来技術における複雑なインクカートリッジに対し、精密なプラスチック・インジェクションが可能であり、チップのコンタクトを、対応して接触させることを確保できる。前記プリントヘッドチップの保護装置は、プリントヘッドチップのコンタクト及びそれと接触するプリントヘッドチップの保護装置におけるコンタクトを密閉するため、従来技術のようにチップが位置する回路板に突出した保護装置を設置したり、また従来技術のようにインクカートリッジに弾性グリップを設置したりする必要がなく、インクカートリッジの全体構造を大幅に簡略化させる。] 図2
[0024] 図3A、図3Bはプリントヘッドチップの保護装置におけるメモリ装置5、リセット装置5’及びコンタクト6の回路板でのレイアウトを示す模式図であり、コンタクト6は回路板の正面に位置され、メモリ装置5とリセット装置5’は回路板の裏面に位置されている。メモリ装置5とリセット装置5’が位置する回路板の裏面は1つのキャビティの中にあるので、保護されることができる。インクカートリッジ又はプリントヘッドチップの保護装置はたとえ壊れたとしても、壊れた部分のみを取り替えればよい。] 図3A 図3B
[0025] 図4、図5は本発明に係るインクカートリッジ9と封止部材10を示す。インクカートリッジ9とプリントヘッドチップの保護装置とは分離可能な摺動的関係である。インクカートリッジ9のインク供給口11には、弾性材料より構成され、外観が略円柱状又は円台状で、内部が中空状で、一端にプリントヘッドにおけるインク供給針を封止するための封止口12がある封止部材10が設けられている。この封止装置の封止口12がインク供給針を緊密に取り囲んでクランプすることにより、インクカートリッジを位置決めるようにし、封止部材10の外周にインクカートリッジ9のインク供給口11を封止するためのフランジ13が設けられ、フランジ13は1輪、2輪又は複数輪でもよく、封止部材10の他端14は密閉端であり、又はその中途にあらかじめ切り欠きが形成されておき、インクカートリッジをプリントヘッドから取り外す場合に、封止部材10の密閉端14が自動的に密閉し、インクの漏れを防止することができる。] 図4 図5
[0026] 勿論、インクカートリッジ9とプリントヘッドチップの保護装置とは分離可能な固定的接続関係であってもよいが、この場合には、インクカートリッジ9とプリントヘッドチップの保護装置はプリンタと一体的に振動しやすくなる。プリントヘッドチップの保護装置に対する精密なプラスチック・インジェクション及び弾性プラスチックの選択により、プリントヘッドチップの保護装置をプリントヘッドにしっかりと位置決める必要がある。]
[0027] 図6は本発明に係るインクカートリッジの取り付け及び使用状態の模式図であり、この使用状態はプリントヘッドでの使用状態であり、インクカートリッジとプリントヘッドチップの保護装置とは何らの結合関係もないため、プリントヘッドに装着されていないと、一体的に組み立てることができない。前記しっかりと位置決められたプリントヘッドチップの保護装置は、それから独立したインクカートリッジ、インクカートリッジのインク供給口及びインク供給針と何らの構造的関係もなく、インクカートリッジが振動したり水平に移動したりしてインク供給口の中心線から外れたとしても、通信効率に影響を及ぼすことはない。] 図6
[0028] 図7はリセット装置の制御原理のブロック図である。制御回路は、対応するインクカートリッジの情報を記録するプリントヘッドチップの保護装置におけるメモリ装置であるモジュールAと、リセット機能を有する回路であって、インクカートリッジにおけるインクがなくなると、インクカートリッジを交換し、メモリ装置に対してインク量に関する情報のリセットを行う主制御回路であるモジュールBと、メモリ装置の主制御回路に電源を供給する主制御回路の電源であるモジュールCと、主制御回路がメモリ装置に対してリセットを行う場合に、プリンタとメモリ装置との接続を隔離する隔離回路であるモジュールDという四つの部分を含む。] 図7
[0029] 図8はリセット装置による制御のフローチャートである。使用する際に、まず、プリントヘッドチップの保護装置をプリンタのプリントヘッドに装着し、プリントヘッドチップの保護装置の位置決め穴とプリントヘッドをしっかりと位置決め、インクカートリッジをプリントヘッドチップの保護装置に取り付ける。プリントヘッドにおけるコンタクトがプリントヘッドチップの保護装置におけるコンタクトに接続されると、プリンタはプリントヘッドチップの保護装置におけるメモリ装置に対してパワーオンリセットとシステム初期化を行う。プリンタによりプリントヘッドチップの保護装置におけるメモリ装置に給電すると、リセット装置が機能せずに睡眠状態になる。主制御回路の電源により給電すると、隔離回路はプリンタとメモリ装置を隔離し、主制御回路のみでメモリ装置を操作する。主制御回路はメモリ装置におけるインク量を表す数値を判断し、メモリ装置におけるインク量を表す数値が設定値に達する場合、残留値をOとして設定し、この時、メモリ装置におけるインク量を表す数値を最大容量値にリセットする。メモリ装置におけるインク量を表す数値が設定値に達していない場合、メモリ装置におけるインク量を表す数値を最大容量値にリセットすることができない。これにより、メモリ装置におけるインク量がゼロである場合のみ、リセット装置はリセットすることができ、それ以外の状態ではリセットすることができない。リセット装置の設置により、プリントヘッドチップの保護装置はメモリ装置のリセットを簡単に実現することができる。この設置により、インクが十分に消費されるだけではなく、ユーザーがインクカートリッジを取り替えれば、引き続きプリントすることが可能になる。本発明のプリントヘッドチップの保護装置は、一度取り付けられたら、長期的且つ循環的に使用することができ、即ち、ユーザーは毎回もプリントヘッドチップの保護装置を購入する必要がなく、インクカートリッジを購入して取り替えればよく、使用コストが削減される。前記プリントヘッドチップの保護装置は、プリントヘッドチップのコンタクト、それと接触するプリントヘッドチップの保護装置におけるコンタクト及びそのメモリ装置を密閉するため、インクカートリッジを何回も取り付けや交換しても、メモリ装置に何らの損害も与えることなく、使用中にも同様であり、これにより、プリントヘッド、プリントヘッドチップの保護装置におけるコンタクト及びそのメモリ装置を保護することができ、長期的にリサイクルすることができる。] 図8
权利要求:

請求項1
インク容器を蓄積するインクカートリッジから独立し、プリントヘッドにしっかりと位置決められて装着されているプリントヘッドチップの保護装置であって、当該プリントヘッドチップの保護装置とそのインクカートリッジの、プリントヘッドのコンタクトに対向するコンタクト面には、プリントヘッドチップのコンタクトに対応して接触するコンタクトが設置され、前記コンタクトはメモリ装置に接続され、且つプリントヘッドチップのコンタクトとプリントヘッドチップの保護装置との間に密閉されている、ことを特徴とするプリントヘッドチップの保護装置。
請求項2
前記プリントヘッドチップの保護装置には、メモリ装置に対するリセット装置が設置されていることを特徴とする請求項1に記載のプリントヘッドチップの保護装置。
請求項3
前記メモリ装置は、プリントヘッドチップのコンタクトとプリントヘッドチップの保護装置との間に密閉され、又はプリントヘッドチップの保護装置のチップが位置する端のキャビティの中にあることを特徴とする請求項2に記載のプリントヘッドチップの保護装置。
請求項4
前記メモリ装置のリセット装置は、プリンタの制御ボタンに接続され、又は別個に設置されていることを特徴とする請求項1に記載のプリントヘッドチップの保護装置。
請求項5
前記メモリ装置は、メモリ装置に情報を書き直すための主制御回路と、主制御回路の電源と、隔離回路とを電気的に接続して含むリセット装置に接続されていることを特徴とする請求項1、2、3又は4に記載のプリントヘッドチップの保護装置。
請求項6
情報を書き直すための前記主制御回路は、メモリ装置と一体化され、又はメモリ装置と同じ回路板に設置されていることを特徴とする請求項5に記載のプリントヘッドチップの保護装置。
請求項7
インクが充填されたインクカートリッジはプリントヘッドチップの保護装置から独立し、そのインク供給口がインク供給針を挿入するものであり、インクが充填されたインクカートリッジとプリントヘッドチップの保護装置とは分離可能な摺動的結合関係、又は分離可能な固定的接続関係であり、インクカートリッジのインク供給口において、インク供給口を封止し、インク供給針を取り囲んでクランプする弾性封止装置が設けられていることを特徴とする請求項1に記載のプリントヘッドチップの保護装置のインクカートリッジ。
請求項8
前記弾性封止装置の内部は中空状になっており、その中空部の上端にインク供給針を封止する封止口があり、その底部が密閉端であり、又はインク供給針が通過しやすい切り欠きを有し、封止装置の外周にインク供給口を封止する1輪、2輪又は複数輪のフランジが設けられていることを特徴とする請求項7に記載のプリントヘッドチップの保護装置のインクカートリッジ。
請求項9
インクが充填されたインクカートリッジは、プリントヘッドチップの保護装置から独立し、そのインク供給口がインク供給針を挿入するものであり、インクが充填されたインクカートリッジとプリントヘッドチップの保護装置とは分離可能な摺動的結合関係、又は分離可能な固定的接続関係であり、インクカートリッジのインク供給口において、インク供給口を封止し、インク供給針を取り囲んでクランプする弾性封止装置が設けられていることを特徴とする請求項5に記載のプリントヘッドチップの保護装置のインクカートリッジ。
請求項10
前記プリントヘッドチップの保護装置の側翼には弾性シートが設けられ、インクが充填されたインクカートリッジとプリントヘッドチップの保護装置の前記弾性シートとは弾性的に接触されることを特徴とする請求項9に記載のプリントヘッドチップの保護装置のインクカートリッジ。
請求項11
プリントヘッドにおけるコンタクトがプリントヘッドチップの保護装置のコンタクトに接続されると、プリンタがプリントヘッドチップの保護装置におけるメモリ装置に対してパワーオンリセットとシステム初期化を行い、プリンタにより、プリントヘッドチップの保護装置におけるメモリ装置が給電される場合、リセット装置が睡眠状態になり、主制御回路の電源により給電される場合、隔離回路がプリンタとメモリ装置を隔離し、主制御回路のみでメモリ装置を操作し、主制御回路がメモリ装置におけるインク量を表す数値を判断し、メモリ装置におけるインク量を表す数値が設定値に達する場合、即ち残留値をOとして設定して、メモリ装置におけるインク量を表す数値を最大容量値にリセットし、メモリ装置におけるインク量を表す数値が設定値に達していない場合、メモリ装置におけるインク量を表す数値を最大容量値にリセットすることができず、これにより、メモリ装置におけるインク量がゼロである場合のみに、リセット装置はリセットすることができ、それ以外の状態ではリセットすることができない、ことを特徴とするプリントヘッドチップの保護装置の制御方法。
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